民間企業の製品・技術の活用が期待される開発途上国の課題

(課題シートNo. 02-748-0348)

対象分野 環境
対象分野詳細 環境管理(環境管理システム、環境モニタリング、大気汚染、有害物質管理等)
SDGsゴール 6. 安全な水とトイレを世界中に
11. 住み続けられるまちづくりを
13. 気候変動に具体的な対策を
対象国 モルドバ
対象地域(州・県名) キシナウ市、バルツィ市
対象国・地域の現状 モルドバ共和国共和国(以下、「モルドバ」)では人口約354万人のうち約153万人(約40%)が都市部に居住している(2019年)が、モルドバでは近年都市部への人口流入が進んでおり、2050年には約60%の人口が都市部に居住すると予測されている。
解決すべき課題 二大都市であるキシナウ市、バルツィ市を中心とする都市人口の拡大にインフラの整備や公共サービス等の供給が十分に追い付いていない。大気、下水、廃棄物等の都市環境セクターにおける問題が顕在化してきており、これらの問題の解決が課題となっている。
活用が想定される製品・技術・ノウハウ ●大気質モニタリング、インベントリ作成能力の向上等に資する製品・サービス・ノウハウ
●下水処理インフラの処理能力、運営効率の改善等に資する製品・サービス・ノウハウ
●都市ごみや産業廃棄物の処理能力向上、3Rを通じた循環型社会の構築等に資する製品・サービス・ノウハウ
●その他、大気質管理、下水管理、固形廃棄物管理能力の向上に資するような製品・サービス・ノウハウ等
市場規模
関連する公的機関 農業・地域開発・環境省(関係機関も含む)、キシナウ市役所、バルツィ市役所 他
関連するJICAの方針 前述の現状を踏まえ、当該セクターに係る情報収集・確認調査を実施中(次項にて詳述)。調査結果に基づき、今後のJICAの協力の方向性・可能性について検討を行う方針。
関連するODAプログラム・プロジェクト 「都市環境セクターに係る情報収集・確認調査(〜2021年7月末予定)」を実施中。調査を通してモルドバの都市環境問題の現状・課題、他ドナーの支援動向、具体的な支援ニーズを整理・分析し、今後のJICAによる協力の方向性・可能性について検討を行う。
留意点 モルドバは2014年にEUと連合協定を締結し、将来の EU加盟を視野に入れているため、ご提案の製品・サービス・ノウハウは EU基準との適合性にも配慮されていることが望ましい 。
リスク
備考
参考動画

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