民間企業の製品・技術の活用が期待される開発途上国の課題

(課題シートNo. 10-318-0291)

対象分野 防災・災害対策
対象分野詳細 気象災害等(洪水、土砂災害、台風、高潮、海岸侵食等)
SDGsゴール 11. 住み続けられるまちづくりを
対象国 エクアドル
対象地域(州・県名)
対象国・地域の現状 エクアドルにおいて、土砂災害は自然災害の中で最も多く発生している災害の一つである。同国は土砂災害に対する脆弱性が高く、実際、EMDATによれば、1990年から2014年までの自然災害による犠牲者の数の40%以上は土砂災害によるものである。
解決すべき課題 エクアドル国では、地すべり災害の危険性のある斜面が多く存在する。雨量計が設置されている場所もあるが、地すべりの変状を行政機関でリアルタイムに監視できるシステムは未整備である。地すべり変状をリアルタイムに遠隔監視できるようなシステムを構築して、地すべり災害危険地域の周辺住民に早期に警報を発出することが求められている。
活用が想定される製品・技術・ノウハウ 地すべり遠隔監視システム
市場規模
関連する公的機関 国家災害・緊急サービス機関(SNGRE)、地方自治体(GAD)(特に土砂災害の多いシエラ地域)
関連するJICAの方針 2015年に世界187ヵ国によって採択された「仙台防災枠組」(2015-2030)の実現に向け、4つの優先行動(「災害リスクの理解」、「災害リスク・ガバナンスの強化」、「強靭性のための防災投資」、「災害への備えとBuild Back Better(より良い復興)」)に沿った反り組みを推進している。また、ハードとソフトのバランスの取れた災害発生前の災害対策(防災投資)や、災害発生直後の応急対応、復旧への強力を実施するとともに、災害発生殿復興支援においては、「Build Back Better(より良い復興)」を目指している。更に、災害発生前、災害発生後から災害予防まで災害マネジメントサイクルのすべての段階において切れ目のない、シームレスな協力を行っている。
関連するODAプログラム・プロジェクト
留意点
リスク
備考
参考動画

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