民間企業の製品・技術の活用が期待される開発途上国の課題

(課題シートNo. 05-472-0122)

対象分野 産業振興
対象分野詳細 企業競争力強化(含む金融アクセス改善、産業人材育成)
SDGsゴール 1. 貧困をなくそう
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
対象国 スーダン
対象地域(州・県名) 全国
対象国・地域の現状 スーダンでは起業支援事業が2013年頃から徐々に増加している。この分野は民間セクターを中心に拡大しており、Innovation and Entrepreneurship Community(IEC)やGet In the Ring、249 Startup Hubなどがすでに存在する。これらの組織はドナーや海外の投資家と繋がっており、スーダン国内における起業セミナーやイベント、コンペティションの開催、起業家支援(オフィススペースやメンタリングサービス、研修機会の提供など)、ビジネスエコシステム(事業生態系)構築支援などを精力的に実施している。
解決すべき課題 起業家育成の動きはドナーの支援を得て活発化しているが、資金の確保やビジネスエコシステムの未整備などが課題となっている。
活用が想定される製品・技術・ノウハウ 起業エコシステム改善に係る技術・ノウハウ(特に、起業家と投資家のマッチング、起業家の能力強化、新たな起業家の発掘・育成、起業環境の整備)
市場規模
関連する公的機関 スーダン財務省、産業貿易省、青年・メディア省
関連するJICAの方針 基本方針:平和の定着及び経済発展支援、重点分野2:基礎生活分野支援、開発課題2−3:雇用促進
関連するODAプログラム・プロジェクト 州立職業訓練センターにおける職業訓練システム強化プロジェクト、若者の雇用促進に係る基礎情報収集・確認調査(2020年度実施予定)
留意点 スーダンでは給与と家賃の支払以外は、原則現地通貨SDG(スーダン・ポンド)建てである。本邦へからの外貨送金、本邦への逆送金に制約がある。
リスク 現在の日本国外務省危険情報では、スーダンの全18州のうち首都ハルツームを含む10州はレベル2、その他ダルフール5州、南コルドファン、紅海州などはレベル3となっており、サービス拠点を定める際には注意が必要である。
備考
参考動画

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