民間企業の製品・技術の活用が期待される開発途上国の課題

(課題シートNo. 08-609-0252)

対象分野 保健医療
対象分野詳細 保健医療
SDGsゴール 3. すべての人に健康と福祉を
対象国 ガボン
対象地域(州・県名) ガボン全国
対象国・地域の現状 ガボンは産油国であり一人当たりGNIは高いものの、人間開発指数は110位(UNDP、2018年)と低く、保健医療をはじめとする社会サービスに課題を抱えている。主な保健指標は、妊産婦死亡率252(出生10万対、2017 WHO)、5歳未満児死亡率45(出生1000対、2018 WHO)であり、妊産婦、新生児及び乳幼児の死亡率は依然として高い。また、死因の56%を感染症が占め(2011 WHO)、5歳未満児の最大の死因がマラリアであるほか、デング熱、エボラ出血熱、ジカウイルス等、様々な感染症の発生・流行を経験している。
解決すべき課題 医療従事者不足の解消と能力向上
医療施設の充実
母子保健・障がい者向け医療の改善
活用が想定される製品・技術・ノウハウ 保健人材管理システムの構築、遠隔医療の普及、感染症の早期特定、治療薬の迅速な配送システム構築、安価な臨床検査機材の導入など、上記課題の解決に資する製品や技術
市場規模 総人口 2,172,579人(2019年)
1000人当たり粗出生率 31.0人(2019年)
人口1万人あたり医師数 6.8人
人口1万人あたり看護師・助産師数 29.4人(2017年WHO)
関連する公的機関 ガボン保健省
関連するJICAの方針 開発協力方針として、保健分野は重点分野の一つであり、協力プログラム「国際レベルの医療提供プログラム」を実施している。
関連するODAプログラム・プロジェクト SATREPS「公衆衛生上問題となっているウィルス感染症の把握と実験室診断法の確立」
母子保健技術顧問(個別専門家)
青年海外協力隊(保健医療分野)
留意点
リスク
備考
参考動画

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