民間企業の製品・技術の活用が期待される開発途上国の課題

(課題シートNo. 07-021-0138)

対象分野 農業
対象分野詳細 稲作・その他穀物、根茎作物
SDGsゴール 1. 貧困をなくそう
2. 飢餓をゼロに
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
対象国 カンボジア
対象地域(州・県名) 全土
対象国・地域の現状 EUに17万トン輸出(2019年、米全体)。特に良質な香り米は人気がある。
解決すべき課題 低栽培技術、低い単収、優良な種子の不足、農業普及員・農業指導の不足、農業資材の輸入依存、農家の過小規模(組織化が途上)、精米施設・技術の不足、国内における1・2次加工業の不在などが課題。また、籾殻のまま非正規で隣国に輸出されている。
活用が想定される製品・技術・ノウハウ ・食品加工(通常米・破砕米)
・小規模農家と米卸・加工業者のマーケットプレイス、例.農家が米をスマホ3D撮影しAIで品質を分析(色、大きさ、形など)することで現地訪問不要とする技術、決済は電子マネー、バイヤー・セラーの評価システムなど
・農業資材・マイクロファイナンス・サプライチェーン提供、日本農協型チェーンストア
・ITを利用した科学的栽培技術
・スマホ・日本等の遊休専門家・自動翻訳機能などを組み合わせた低コスト農業指導
・空き・遊休農地の賃貸アプリ(月単位、電子決済)
・他農地への農薬の飛散等を削減するための農薬散布機
・費用対効果の高い農道インフラ整備技術・製品
市場規模
関連する公的機関 Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries(農林水産省)
Ministry of Water Resources and Meteorology(水資源気象省)
関連するJICAの方針 本課題は重点分野「産業振興支援」における産業振興の観点から、地方部における農業振興と生計向上に資するもの
関連するODAプログラム・プロジェクト 残留農薬分析能力強化プロジェクト(2020 〜 2022)
農業バリューチェーンアドバイザー(2020 〜 2022)
留意点
リスク
備考
参考動画

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