民間企業の製品・技術の活用が期待される開発途上国の課題

(課題シートNo. 02-412-0039)

対象分野 環境
対象分野詳細 環境管理(環境管理システム、環境モニタリング、大気汚染、有害物質管理等)
SDGsゴール 3. すべての人に健康と福祉を
6. 安全な水とトイレを世界中に
7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
対象国 イラン
対象地域(州・県名) イラン全土
対象国・地域の現状 廃棄コンデンサー等の電力設備に有害なPCBが使用されており、特に高濃度PCBは処理の方法がなく、安全な処理が必要とされる。イラン国全土に相当量のPCBが残されており、その半数が電力施設由来となる。ストックホルム条約(POPs)に従い2028年までの適正処理が必要とされている。
解決すべき課題 ・低・高濃度PCBの適正処理にかかる技術・施設の導入
・低・高濃度PCBの再利用技術の導入・開発
活用が想定される製品・技術・ノウハウ ・低濃度PCB液・容器のリユース技術の導入
・高濃度PCB液・容器の解体、低濃度化、焼却、リユースにかかる技術の導入・検証
・電力省を皮切りに、国としての処理体制の強化が求められる。
市場規模 電力省所管の高濃度PCB処理への設備導入が必要とされており、他産業・低濃度を含めると相当量の設備及び処理委託が見込まれる。
国際条約に照らし、中東またアジア等国際的な技術向上のニーズがある。
関連する公的機関 MOE(イランエネルギー省)
火力発電公社
関連するJICAの方針 対イラン国別開発協力方針の重点目標、経済・社会基盤の強化及び持続可能な開発に資する支援となる。
関連するODAプログラム・プロジェクト ・インフラ整備プログラム
・環境汚染対策プログラム
・クリーンエネルギー全体計画策定プロジェクト(2019)
留意点 経済制裁等、国際政治動向を注視しつつ事業を進める。
リスク
備考
参考動画

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