民間企業の製品・技術の活用が期待される開発途上国の課題

(課題シートNo. 07-233-0158)

対象分野 農業
対象分野詳細 農業機械(灌漑用ポンプ、ドローン等含む)
SDGsゴール 2. 飢餓をゼロに
8. 働きがいも経済成長も
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
対象国 グアテマラ
対象地域(州・県名)
対象国・地域の現状 グアテマラ国の農業はGDPの約10.3%(2017年FAO推定値)を占め、労働人口の約30%が従事する重要な産業である。伝統的な輸出作物の大半は砂糖やコーヒー等のコモディティでったが、ブラジル等新興国の経済成長に伴い相対的に競争力が低下している。一方、近年、輸出用の果物・野菜(メロン、パイナップル、パパイヤ等)が飛躍的に伸びており、2000年3億ドルから2018年18億ドル(UNCTAD 2018年)となっている。輸出野菜産業は年間約8%の成長がある。また、2015年のグアテマラ開発財団(FUNDESA)の調査によれば、輸出野菜産業は33000人近くの直接雇用と4500人以上の間接雇用を生んでいる。
解決すべき課題 農産品の生産性および品質向上
市場獲得による雇用創出
安全な食品管理
活用が想定される製品・技術・ノウハウ 土壌改良による農作物の品質、生産性向上の為の技術
遠隔管理可能な精緻な農業気象予測技術
製品の保存、包装などの加工・流通・輸出振興に資する技術
市場規模 2017年のグアテマラ輸出総額11,001百万ドルに対して、農産物・食料品額は5219百万ドルで約半分を占める。また、2017年農業部門の実質GDP対前年比成長率は3.13%である。
関連する公的機関 農牧食料省、経済開発省
関連するJICAの方針 国別開発協力方針に基づき、重点分野(中目標)である貧困地域の社会・経済開発を重視。地域活性化プログラムをもって、農村地域における経済活動を活性化すべく、農業生産性の向上および中小零細企業の振興を支援する。
関連するODAプログラム・プロジェクト JICA個別専門家「農村開発アドバイザー」を2021年派遣予定
留意点
リスク
備考
参考動画

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