民間企業の製品・技術の活用が期待される開発途上国の課題

(課題シートNo. 07-412-0169)

対象分野 農業
対象分野詳細 稲作・その他穀物、根茎作物
SDGsゴール 1. 貧困をなくそう
2. 飢餓をゼロに
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
対象国 イラン
対象地域(州・県名) Manzaran州
対象国・地域の現状 イランでは第二の主食である米の消費量が年々増加しているが、自足が十分に確立されておらず一部輸入に頼っている。政府は米生産向上のため、高収量品種の導入、新しい営農形態の導入、普及システムと移転技術、組織や制度的能力の強化などの対策に取り組んでいるが、一方で国土の水不足や地下水源の減少が大きな課題であり、現在は北部2州以外の稲作栽培は規制されている。また、稲作農家の担い手不足も深刻な問題である。このような条件を考慮しつつ効率的で持続可能な稲作の振興が喫緊の課題となっている。
解決すべき課題 ・水資源の保護と効率的な利用に関する知見と技術
・安定した生産システム確立のための知見・技術
・低栽培技術、高コスト、収穫後ロス
・高齢化及び担い手不足
活用が想定される製品・技術・ノウハウ スマート農業(稲作)(AU,ITCを活用した効率的な水利用管理、害虫予防、営農低コスト、栽培及び収穫後処理高効率化に係る技術),衛星、ドローンを活用した遠隔診断技術(生育、病害虫)、遠隔による水管理技術等
(注)上述に限らず、関連するその他製品・技術についても幅広く検討可。
市場規模
関連する公的機関 農業開発推進省
農業研究教育普及機構(AREEO)Haraz普及技術開発センター
関連するJICAの方針 国別開発協力方針重点分野「レジリエントな社会の形成プログラム」
関連するODAプログラム・プロジェクト 技プロ「ハラーズ農業技術者養成センター計画」(1999-2004)
留意点 経済制裁等、国際政治動向を注視しつつ事業を進める
リスク
備考
参考動画

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