民間企業の製品・技術の活用が期待される開発途上国の課題

(課題シートNo. 07-636-0212)

対象分野 農業
対象分野詳細 加工・流通・輸出振興
SDGsゴール 1. 貧困をなくそう
17. パートナーシップで目標を達成しよう
対象国 ルワンダ
対象地域(州・県名)
対象国・地域の現状 ルワンダにおいて農業セクターはGDPの約24%(2019年、世界銀行)を占める主要産業であり、全人口の約60%が従事している。コーヒーは伝統的な外貨獲得のための主要輸出作物と位置付けられている。一方で、ルワンダコーヒー産業全体が国際競争の激化および国際価格の低迷の影響を強く受けており、生産性及び品質向上による販売量・価格の向上及び安定が求められている。
COVID19の影響を受け、コーヒー価格が大幅に下落しており、東アフリカ地域のコーヒー産業は大きな打撃を受けており、販売価格の向上に資する改善や販売チャネルの多様化が求められている。このような状況下、アリババグループのeWTP(電子世界貿易プラットフォーム)において、ルワンダコーヒーの販促に係るオンラインライブストリーミングイベントが開催され、1分以内に約1.5トンの焙煎ルワンダコーヒー豆を販売した。
解決すべき課題 ・東アフリカ地域特有のポテト臭問題による輸出先の減少
・生産効率の向上(現状チェリー 2.8kg/木 ⇒ 目標 5.0kg)
・一部ウォッシングステーションにおける非効率・低品質な精製工程の実施
・ルワンダにおけるコーヒーに対する低い需要を起因とする品質への低い関心
活用が想定される製品・技術・ノウハウ @ポテト臭を含むコーヒー豆(生豆、パーチメント)の検出、除去
Aコーヒーの付加価値向上にかかる加工技術・ノウハウ(販売含む)
Bコーヒーの品質・生産性にかかる生産技術・ノウハウ
C新型コロナ禍においても、国際市場へのアクセスを可能とするノウハウや仕組み(国際的なE-commerceプラットフォーム等)
Dルワンダコーヒーのブランド化とマーケティング
市場規模 2019年 輸出 1,352,520KG 売上 USD 6,306,597
2018年 輸出 1,331,330KG 売上 USD 6,950,772
2017年 輸出 1,167,020KG 売上 USD 6,193,240
関連する公的機関 国家農業輸出振興機構(National Agricultural Export Development Board (NAEB))
関連するJICAの方針 重点分野『農業開発(高付加価値化・ビジネス化)』に関連し、主要輸出作物であるコーヒーのバリューチェーン強化を通じた、高付加価値化及びビジネス化の促進に資するものとなる。
関連するODAプログラム・プロジェクト 「コーヒーバリューチェーン強化プロジェクト」2017年‐2020年
「コーヒーバリューチェーン改善プロジェクト」2021年‐2026年
留意点 ・ルワンダのコーヒー農家の多くが、小規模かつ急こう配な土地での生産となっている為、大規模農家向けの技術適用については慎重な検討が必要。
・ルワンダ政府により各地にウォッシングステーションが建設されたが効率性が低く、水を大量に必要とするものとなっている。
リスク ・世界的なコーヒー価格の変動
・ルワンダ政府におけるコーヒーの総体的な優先順位の低下
備考
参考動画 [VR360度]ルワンダのコーヒー豆生産・加工における課題(3分10秒)

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