民間企業の製品・技術の活用が期待される開発途上国の課題

(課題シートNo. 03-021-0047)

対象分野 廃棄物管理
対象分野詳細 収集・運搬、中間処理(3R、焼却、コンポスト化、分別等を含む)、最終処分場管理等
SDGsゴール 11. 住み続けられるまちづくりを
12. つくる責任 つかう責任
14. 海の豊かさを守ろう
対象国 カンボジア
対象地域(州・県名)
対象国・地域の現状 焼却施設なし、廃棄物は分別なし(省令はあるが実行されていない)、一般・産業・医療とも埋立ゴミとして処理。カンボジア全体で毎日100トン(プノンペン40トン)、年間4万トンがリサイクルなしに廃棄される。報道によると約5割が有機ごみ、2割がプラスチックごみ。
現在プノンペン都において、廃棄物エネルギープラント建設を計画中。[また、プノンペン都内の一般廃棄物収集について、これまで独占的に行ってきた企業との長期契約を2019年末に首相命令で解除し、2020年内にプノンペン都域を3から4にゾーン分けしゴミ収集業者の入札を行う予定。プノンペン都を中心に廃棄物分野における動きが顕著になっている。]
解決すべき課題 ・住民の清掃・衛生・ゴミ投棄に関する意識の向上・教育
・ゴミの減量化
・分別・回収を含めたリサイクル・システムの導入(プラゴミ、古紙、産業廃棄物、医療廃棄物)
・自然分解される材料を使用したプラ容器、袋の製造・販売
活用が想定される製品・技術・ノウハウ ・ゴミ分別に対するインセンティブを含んだ全体システム
・小売店経由のリターナブル容器回収・再利用システム(リターナブル瓶、プラ容器など)
・生ごみ等から手軽・低コストにコンポスト生産する技術
・未分別プラゴミの分別・リサイクル技術
・産業ゴミのリサイクル
市場規模
関連する公的機関 Ministry of Environment(環境省), Provincial Government(州政府)
関連するJICAの方針 本課題は重点分野「生活の質向上」における、都市生活環境整備に資するもの
関連するODAプログラム・プロジェクト
留意点
リスク
備考
参考動画

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