民間企業の製品・技術の活用が期待される開発途上国の課題

(課題シートNo. 07-500-0176)

対象分野 農業
対象分野詳細 農村生活改善(健康食品等による栄養改善含む)
SDGsゴール 2. 飢餓をゼロに
3. すべての人に健康と福祉を
対象国 IFNA当初参加10ヶ国(ブルキナファソ、エチオピア、ガーナ、ケニア、マダガスカル、マラウイ、モザンビーク、ナイジェリア、セネガル、スーダン)を含むアフリカ大陸各国
対象地域(州・県名)
対象国・地域の現状 サブサハラアフリカにおける栄養不良問題は持続可能な開発を図る上で以前大きな問題となっており、その取組の更なる強化は喫緊の課題である。近年、Scale Up Nutrition、REACHのような栄養に関する国際的プラットフォームが形成され、各種国連機関、二国間ドナーにより、保健、農業、民間セクター等の枠を超えた取組の活性化が図れているが、現場レベルでの活動はまだ十分でない。
解決すべき課題 アフリカ各国の子ども(特に5歳以下)の栄養不良問題、特に、低栄養(発育阻害や貧血等)の解消
活用が想定される製品・技術・ノウハウ 高栄養価作物の栽培技術(大豆等の豆類、葉菜・果菜・果実類等)、 小規模な動物性蛋白質生産技術(養鶏等の畜産・内水面養殖等の水産技術)、 魚食普及に係るノウハウ、 簡易な食品加工およびポストハーベスト技術(伝統食品を活用した加工食品、乾燥・燻製技術、発酵技術等)、 簡易な流通ノウハウ・地方部でも導入可能な保存・保管や梱包に係る製品・技術(維持管理の容易な冷蔵庫・冷凍車)、多品目摂取に向けた啓発に活用可能な製品・ノウハウ
市場規模
関連する公的機関 農業省(畜産、水産含む)、保健省、教育省、水・衛生関連省庁、その他栄養に関する省庁
関連するJICAの方針 「食と栄養のアフリカ・イニシアチブ(Initiative for Food and Nutrition Security in Africa:IFNA、イフナ)」により、アフリカ各国と支援機関が連携強化を通じて現場での具体的な取り組みを推進し、栄養改善に向けた目標の達成を支援する。アフリカの国々における栄養改善戦略の策定や既存の分野の垣根を越えた栄養改善実践活動を促進・普及する。
関連するODAプログラム・プロジェクト ・食と栄養のアフリカ・イニシアチブ(Initiative for Food and Nutrition Security in Africa:IFNA、イフナ)
留意点 各製品、技術、ノウハウのみの活用のみならず関連活動とも合わせて、直接・間接的に対象者や対象地域の栄養改善に貢献すること、もしくはそのような要素を含めること。現地の食文化、技術、食品産業の持続可能性に留意すること。
リスク
備考
参考動画

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