民間企業の製品・技術の活用が期待される開発途上国の課題

(課題シートNo. 10-318-0290)

対象分野 防災・災害対策
対象分野詳細 地象災害等(地震、津波、火山等)
SDGsゴール 11. 住み続けられるまちづくりを
対象国 エクアドル
対象地域(州・県名)
対象国・地域の現状 エクアドルは、地震・津波・洪水・火山噴火など自然災害のリスクが高く、プレート沈み込み境界に位置することから海溝型地震とそれに伴う津波が頻発し、過去の災害でもとりわけ地震・津波による被害が大きい。2016年4月16日に発生したマナビ県北部を震源とする地震では、死者677人となる大きな被害が発生した。
解決すべき課題 エクアドルでは大部分の建物で耐震性能が十分に確保されておらず、特に公共施設の耐震化は喫緊の課題である。
学校については、多くの校舎が古い設計(せん断補強筋の不足)で建築されており、過去に起きた地震では、校舎上階の非構造壁に起因する鉄筋コンクリート(RC)造ソフト階の被害が確認されている。耐震診断・改修のために強度と靭性についての定量的評価を行う必要がある。
活用が想定される製品・技術・ノウハウ 耐震評価・補強技術
市場規模
関連する公的機関 教育省(MINEDUC)、都市開発・住宅省(MIDUVI)、国家危機管理・緊急事態機関(SNGRE)、地方自治体(GAD)
関連するJICAの方針 2015年に世界187ヵ国によって採択された「仙台防災枠組」(2015-2030)の実現に向け、4つの優先行動(「災害リスクの理解」、「災害リスク・ガバナンスの強化」、「強靭性のための防災投資」、「災害への備えとBuild Back Better(より良い復興)」)に沿った反り組みを推進している。また、ハードとソフトのバランスの取れた災害発生前の災害対策(防災投資)や、災害発生直後の応急対応、復旧への強力を実施するとともに、災害発生殿復興支援においては、「Build Back Better(より良い復興)」を目指している。更に、災害発生前、災害発生後から災害予防まで災害マネジメントサイクルのすべての段階において切れ目のない、シームレスな協力を行っている。
関連するODAプログラム・プロジェクト
留意点
リスク
備考
参考動画

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