民間企業の製品・技術の活用が期待される開発途上国の課題

(課題シートNo. 11-506-0311)

対象分野 インフラ整備・運輸交通
対象分野詳細 公共交通
SDGsゴール 11. 住み続けられるまちづくりを
対象国 エチオピア
対象地域(州・県名) アディスアベバ市
対象国・地域の現状 【都市への急速な人口集中に伴う駐車場の不足】
エチオピアでは、アディスアベバ市をはじめ都市部への急速な人口集中が起きている。首都アディスアベバ市の人口は現在約400万人とされているが、急速な都市化の進行により2030年には585万人に膨張すると試算されている。エチオピアの現在の車両登録台数は82.5万台で、うち7割程度が首都近郊と言われている。
解決すべき課題 今後の首都の急速な人口増加に伴い車両流入量も増え、現時点でも問題(渋滞発生要因)となっている駐車場不足が一層深刻化すると予想される。一方、広い駐車場スペースを確保することは容易でないことから、立体駐車場の導入は大きな可能性があるものと考える。
活用が想定される製品・技術・ノウハウ 立体駐車場の建設、運用
市場規模
関連する公的機関 アディスアベバ市道路公社:Addis Ababa City Roads Authority(AACRA) 
関連するJICAの方針 都市への急速な人口集中に伴う都市化対策や持続的な都市開発のためのインフラ整備と体制強化が重要課題となっている。GTP2の目標達成に貢献するべく、舗装道路率の向上、実施機関等の維持管理能力強化を含め、農業開発と工業化を下支えする物流網の整備・維持管理及び都市化対策をプログラムの重点分野とする。
関連するODAプログラム・プロジェクト 運輸交通・都市化対策プログラム 技術協力「アディスアベバ市道路維持管理能力向上プロジェクト(~2019)」で道路維持管理の技術移転を行っている。
留意点
リスク
備考 アディスアベバ市において、世銀プログラム等を活用して市内20カ所近くに立体駐車場を導入する計画が進められている。

本件問い合わせ先:JICAエチオピア事務所
(代表メール) et_oso_rep@jica.go.jp 
(代表電話)  +(251)-11-5504755
参考動画

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