対象分野 | 農業 |
対象分野詳細 | 加工・流通・輸出振興 |
SDGsゴール |
1. 貧困をなくそう 2. 飢餓をゼロに |
対象国 | マラウイ |
対象地域(州・県名) | 全国 |
対象国・地域の現状 |
農業はマラウイの国内総生産(GDP)の約28%、外貨収入の80%以上を占める基幹産業である。総労働人口の約80%が農業に従事しているが、国内の農業は天水に依存しており、灌漑開発も進んでおらず、農業生産性は低い。農業従事者の大部分を占める小規模農家は、市場へのアクセスが難しく、また作物の収量が少なく品質も均一ではないなど、市場に対応した生産活動を行えていない。国内の電力インフラ不足などから農産品加工業も成長していない状況。農業関連の企業活動は印僑資本による種子や肥料の販売が多い。農業用機械は動力を使うものもよりも、鍬や鋤などの人力耕作に必要な道具の販売が主である。 ナカラ回廊を活用した農産品の輸出は考えられなくもないが、上述のとおり一定の農産物を一定量生産することが現時点では難しい状況の改善が望まれる。 |
解決すべき課題 | 小規模農家の市場アクセス改善、農民組合の組織力強化、ビジネスマインドの醸成や一村一品への協力アセットを活かした農産物の付加価値向上や農業の多様化が、マラウイにおける喫緊の課題である。 |
活用が想定される製品・技術・ノウハウ |
・高付加価値農作物の種子 ・生産にかかる農業資器材 ・農産品加工資機材及び包装製品と技術 ・品質管理及び供給・販売にかかる製品と技術 |
市場規模 | |
関連する公的機関 | 農業省、産業省 |
関連するJICAの方針 | 農業開発支援は、JICAのマラウイ事業展開計画の重点分野1「農業開発」のうち「農業基盤を支える産業プログラム」に合致する。 |
関連するODAプログラム・プロジェクト |
農業基盤を支える産業プログラム(強化プログラム) 「市場志向型小規模園芸農業推進プロジェクト(MA-SHEP)」 「マラウイ国におけるハイビスカス茶の生産、販売輸出規制、市場のための基礎調査」 「食品加工機械の製造及び販売可能性にかかる案件化調査」 「産業振興政策アドバイザー業務」 |
留意点 | 電力不足から灌漑はほとんどが重力灌漑による。また道路舗装率は低く(約26%)、基礎インフラの未整備が課題である。 |
リスク | |
備考 | |
参考動画 |
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