対象分野 | 農業 |
対象分野詳細 | 加工・流通・輸出振興 |
SDGsゴール |
2. 飢餓をゼロに 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう |
対象国 | ジンバブエ |
対象地域(州・県名) | 全土 |
対象国・地域の現状 |
ジンバブエ共和国は南部アフリカの内陸国で、かつては「アフリカの穀物倉庫」と呼ばれるほどの農業国でメイズやコムギ、さらに野菜果物類の輸出国であった。2000年の土地改革に始まり、経済改革の失敗から、農業も大きく衰退した。2008年頃のハイパーインフレーション後、少しずつ回復の基調を見せ、現在はタバコ(世界で5番目の生産量、2018年)、砂糖、綿花が主な輸出農産品であり、鉱物に続いて輸出額の約4分の1を占める。全就業人口の約6-7割が農業セクターに従事している。 |
解決すべき課題 |
農業セクター開発の課題は非常に多い。 ・小規模農家の栽培技術、マーケティング能力の向上 ・収穫後処理、保存、輸送流通かかる技術力向上 ・灌漑施設の整備 ・農業セクターへの政府予算増 ・農業セクターへの民間投資促進、投資環境整備 |
活用が想定される製品・技術・ノウハウ |
・高品質な生鮮野菜・果物の生産、鮮度を保持した流通(鮮度保持袋の利用など)、輸出にかかるノウハウ ・野菜・果物などの加工による高付加価値化(モリンガ、マカデミアナッツ、アボガド、コーヒー、紅茶など) ・コールドチェーン、鮮度管理手法(低温貯蔵庫、冷凍貯蔵庫、低温流通システム等) ・食品衛生管理、品質管理改善(パッケージ、規格等)等 ・ビニルハウス利用技術 ・健苗生産技術 ・接ぎ木にかかるノウハウ ・収穫後処理技術(防虫袋など) ・灌漑技術(ソーラー灌漑含む)、点滴灌漑技術、節水技術 ・水産養殖技術(カリバ湖におけるテラピア養殖、東部山岳地帯の渓流域でのマス養殖など) |
市場規模 | |
関連する公的機関 | 土地・農業・水・地方再定住省 |
関連するJICAの方針 | JICAの方針1.「農業基盤整備と作物生産、営農技術の改善を通じ、食料の生産性向上を図るとともに、農産物の製造・加工、流通、消費に至るフードバリューチェーン全体の強化に取り組みます。」 |
関連するODAプログラム・プロジェクト |
ジンバブエ農業支援プログラム 技術協力プロジェクト「市場志向型農業振興プロジェクト(ZIM-SHEP)」(2019-2024) |
留意点 | |
リスク | |
備考 | |
参考動画 |
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