民間企業の製品・技術の活用が期待される開発途上国の課題

(課題シートNo. 11-636-0320)

対象分野 インフラ整備・運輸交通
対象分野詳細 都市・地域開発
SDGsゴール 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
12. つくる責任 つかう責任
対象国 ルワンダ
対象地域(州・県名) キガリ
対象国・地域の現状 ルワンダにおいては、貨物輸送サービス会社は民間のみとなっているが、多くの課題に直面している。例えば、小規模な貨物車両であるため、物流と価格設定に規模の経済が働かないこと、運送トラックの状態が悪いこと、冷蔵・冷凍トラックがほとんどないことが挙げられる。特にコールドチェーン関連に関しては、高付加価値農産物の輸出ポテンシャルに影響を与えることが懸念されている。
 ルワンダでは、新型コロナウイルス蔓延防止として、都市間移動の禁止、不急不要の外出禁止、公共交通運航停止などの各種措置を実施した。それにより、公共交通機関で輸送されていた農産物や物資の輸送が全国的に限定的となった。
解決すべき課題 ・非効率な貨物輸送
・コールドチェーンの欠如
・新型コロナの影響を受けた全国的な農産物や物資の輸送の停滞
活用が想定される製品・技術・ノウハウ ・貨物輸送の効率化を進めるシステム・ノウハウ
・アフォーダブルなコールドチェーンに係る製品・技術・ノウハウ
・農産物や物資を安価で円滑に輸送する技術・ノウハウ・仕組み(カーシェアリング等のデジタル/ICT技術を含む)
市場規模
関連する公的機関 ・インフラ省(MININFRA) :ロジスティクス一般
・農業動物資源省(MINAGRI)、ルワンダ農業庁(RAB):農産物関連ロジスティクス(コールドチェーンを含む)
・保健省(MINISANTE):医療関連のロジスティクス(コールドチェーンを含む)
関連するJICAの方針 地域幹線道路等のインフラ整備や国際回廊上の物流円滑化などの域内統合にも資する取組を積極的に行う。
関連するODAプログラム・プロジェクト 持続的成長の促進(中所得国家への転換)>経済基盤整備>運輸交通・貿易円滑化プログラム
留意点
リスク
備考
参考動画

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