民間企業の製品・技術の活用が期待される開発途上国の課題

(課題シートNo. 07-026-0144)

対象分野 農業
対象分野詳細 畜産・家畜衛生
SDGsゴール 1. 貧困をなくそう
2. 飢餓をゼロに
8. 働きがいも経済成長も
対象国 東ティモール
対象地域(州・県名) 東ティモール全域
対象国・地域の現状 東ティモールでは国家予算の8割以上を石油基金に依存しており、過度な依存体質からの脱却が課題である。そのために産業開発による経済構造の多様化が重要であり、東ティモール国が策定している産業政策(ドラフト)では、2020年までの第1フェーズを農産物・加工食品等の輸入代替産業及び石油関連の資源ベースの製造業、2030年までの第2フェーズを繊維・衣服・靴等の労働集約型軽工業の発展を目指すこととしている。特に人口の約8割が首都のあるDili県以外の地方に住み、その大半は農水畜産業に従事していると言われている。農水畜産物の輸入は近年増えており、それらの国内生産力の向上は輸入代替効果だけでなく、農産・食品加工産業への原料の安定供給の観点からも課題となっている。
解決すべき課題 国内需要が強いにも関わらず輸入品が市場を席捲しているものに鶏肉があり、特に潜在需要の強い地鶏(Free Range Local Chicken)の生産と市場流通量増が求められている。
活用が想定される製品・技術・ノウハウ 地鶏飼育に関する技術・ノウハウ。具体的には、養鶏場の設計・管理、必要機材に関するアドバイス、ワクチン投与、エサやり方法、流通・販売方法。
市場規模
関連する公的機関 農業漁業省(MAF)、観光商業省(MTCI)
関連するJICAの方針 産業多様化プログラム
関連するODAプログラム・プロジェクト 産業開発アドバイザー
留意点
リスク
備考
参考動画

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