民間企業の製品・技術の活用が期待される開発途上国の課題

(課題シートNo. 05-318-0120)

対象分野 産業振興
対象分野詳細 企業競争力強化(含む金融アクセス改善、産業人材育成)
SDGsゴール 8. 働きがいも経済成長も
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
17. パートナーシップで目標を達成しよう
対象国 エクアドル
対象地域(州・県名) ピチンチャ県、グアヤス県、アスアイ県を含む全国
対象国・地域の現状 エクアドルは輸出の7割を一次産品(石油、バナナ、カカオ、エビ等)が占めており、非伝統的産品、中でも工業品の輸出は少ない。国際競争力は141か国中90位/World Economic Forum2019)と近隣の開発水準類似国に比して極めて低い。このような中、自国の製造業の競争力強化・輸入代替化を進めることが、現政権において重要課題の1つに位置付けられている。しかしながら、「一次産品依存」体質は抜けきれず、エクアドルでは生産性向上のための政策・それに基づく諸施策や支援機関がない。民間企業・業界団体がバラバラ・アドホックに、コンサルタントを活用し現場での生産性向上を図っているが、その水準は決して十分なものではない。
解決すべき課題 エクアドル産業界(製造業)に対して、生産性向上に係る支援を行っているコンサルタント企業(上位20社。コンサルタント約70名)の実践的な能力、ノウハウの向上を図る。
活用が想定される製品・技術・ノウハウ 我が国で活用されている生産性向上(5S,カイゼン等)の実践的手法に関する教材。
製造業の企業に対して広く、質の高い品質・生産性向上のためのサービスが提供されることが重要であり、コンサルタント育成のための教材に加え、企業とコンサルタントのマッチング技術やオンラインでの簡易診断、経営指導など、ICTを活用した効率的なサービス提供のための技術の活用が想定される。
市場規模
関連する公的機関 経済省
関連するJICAの方針 エクアドル協力重点分野「格差是正を伴う経済発展」競争力強化ログラム
関連するODAプログラム・プロジェクト JICA個別専門家「貿易促進アドバイザー」
留意点
リスク
備考 民間セクターグループの事業内容と連携する視点から、民間企業の皆さまからのご提案を期待しているテーマ
https://www.jica.go.jp/aboutoda/sdgs/news/ku57pq00002jdrb9-att/20190313_10.pdf
参考動画

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