対象分野 | 農業 |
対象分野詳細 | 加工・流通・輸出振興 |
SDGsゴール |
1. 貧困をなくそう 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう 10. 人や国の不平等をなくそう |
対象国 | エクアドル |
対象地域(州・県名) | 沿岸部、一部高山地域 |
対象国・地域の現状 |
エクアドルの農業部門はGDPの約10%、農業加工部門も加えると14%を占める。農村地域は主にその生計を農業に頼っている。カカオは沿岸部大規模農地で栽培される伝統的な換金作物である。2018年のカカオ豆生産量は約24万トン、10年で3倍に増加。98%が一時輸出産品で2%が高級豆として流通。世界の「ファインアロマ豆」アリバ豆の60%を占める。 エクアドル政府は、2019年にカカオ競争力向上計画を発表し、カカオの競争力向上に意欲を見せている。 |
解決すべき課題 | エクアドルのカカオ生産者は70%が小規模生産者であり、生産量向上や高価格を得るための技術が不足している。また、カカオ豆は土壌や水からのカドミウムを吸収し汚染されている可能性があり、生産性向上のための技術、カドミウム対策技術が求められている。また、ファインアロマとしての貴重な稀少品種を守ることがエクアドルカカオのブランド化には必須かつ急務な課題でであり、遺伝資源を適切に監理、増殖しなければ、交雑を引き起こして品種・品質を保てなくなる。 |
活用が想定される製品・技術・ノウハウ |
ハイブリッド種(CCN51、主に沿岸地域で大規模栽培):灌漑技術の導入、カドミウム等の有機廃棄物処理、有機肥料生産 アリバ種(稀少高品種):上記に加えて、遺伝資源の管理技術 |
市場規模 | |
関連する公的機関 | ANECACAO(Asociación Nacional de Exportadores de Cacao)国立カカオ輸出協会 |
関連するJICAの方針 | エクアドル協力重点分野「格差是正を伴う経済発展」産業開発・競争力強化プログラム、及び、格差是正・社会包摂プログラム |
関連するODAプログラム・プロジェクト | |
留意点 | |
リスク | |
備考 | |
参考動画 |
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