民間企業の製品・技術の活用が期待される開発途上国の課題

(課題シートNo. 01-124-0359)

対象分野 エネルギー
対象分野詳細 資源・エネルギー
SDGsゴール 7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
13. 気候変動に具体的な対策を
対象国 パプアニューギニア、LNG産出国
対象地域(州・県名) モロベ州、ガルフ州
対象国・地域の現状 火力発電に伴うCO2削減に向けた取り組みが世界的に求められている
解決すべき課題 石炭火力発電においてアンモニアを混ぜて燃焼させることでCO2排出量はほぼ無くせるという技術革新が進んでいる一方、LNGなどからアンモニアを精製する際にCO2が排出されるため、それを抑制する技術が期待されている。
活用が想定される製品・技術・ノウハウ LNGを産出する当国において、LNGからアンモニアを精製する際にCO2排出を抑える技術を導入することが出来れば、アンモニアバリューチェーンの構築、カーボンニュートラルに向けた取り組みに繋がる。
市場規模 日本をはじめ世界の火力発電で、脱炭素に向けた大きな需要が見込まれる。
関連する公的機関 クムル石油資源公社
関連するJICAの方針 対パプアニューギニア 国別援助方針
重点分野3 環境・気候変動
開発課題3−2(小目標)気候変動対策
関連するODAプログラム・プロジェクト ・経済インフラ整備・維持管理プログラム(強化プログラム)
・PNGにおける持続可能なGHGインベントリシステム構築のための能力強化プロジェクト
留意点 PNG石油資源省や石油公社は、自国で産出されたLNGの輸出だけではなく自国でも有効活用されることも期待しており、浮体式LNG発電プラントの開発計画を掲げその基本設計を進めている。そこにCO2排出抑制を備えたアンモニア精製技術を加えた提案により、本邦技術を取り入れた新たなバリューチェーンを創出することができる。
リスク
備考
参考動画

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