対象分野 | 水の浄化・水処理 |
対象分野詳細 | 水供給・上水道(水源開発、浄水処理、無収水対策、配水管理、水質検査、顧客管理等) |
SDGsゴール | 6. 安全な水とトイレを世界中に |
対象国 | フィリピン |
対象地域(州・県名) | |
対象国・地域の現状 |
フィリピンでは、都市部において水道普及率は約6割とされているが、人口増加に伴い水需給はひっ迫している。また2019年にはエルニーニョ現象に伴う渇水により、計画断水などの措置が取られたほか、干ばつの被害が各地で見られた。増加する水需要に対応するために、水資源開発や水道施設の拡張を進めるとともに、無収水対策等の取り組みを強化するなど水資源の有効活用を図ることが求められている。 また、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、公衆衛生の観点からも、安定した水供給の重要性が再認識されている。 |
解決すべき課題 | 水需要拡大に対応するための上水道サービスの拡張、経営効率化、水資源の有効活用 等 |
活用が想定される製品・技術・ノウハウ |
・水源の有効活用(無収水対策、雨水利用、水回収など) ・水道サービスの経営効率化 ・水道管理・経営のリモート化(新型コロナウィルス対応) |
市場規模 | |
関連する公的機関 |
地方自治体(LGU) 水道区(WD)等 |
関連するJICAの方針 | 主要都市における水需要拡大・公衆衛生の改善必要性に対応するため、主要都市における上水道サービスの給水人口増加、経営効率化、水源の有効活用等を支援する |
関連するODAプログラム・プロジェクト |
・可搬型オールインワンタイプ浄水装置普及・実証事業 ・移動式砂ろ過浄水装置及びろ過池更生システムの普及・実証事業 ・メトロセブ水道区上水供給改善計画 ・マニラ首都圏西地区上水道無収水対策事業 等 |
留意点 | フィリピンでは上水分野の投資主体となる省庁がなく、本事業実施後にはODAに依存することなく営業を展開する必要がある。その際、購入主体となるLGU/WDの規模・予算感に合わせたリーズナブルな技術を提案する必要がある。 |
リスク | |
備考 | |
参考動画 |
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