民間企業の製品・技術の活用が期待される開発途上国の課題

(課題シートNo. 02-127-0033)

対象分野 環境
対象分野詳細 参加型天然資源管理
SDGsゴール 1. 貧困をなくそう
対象国 ソロモン
対象地域(州・県名) 全域
対象国・地域の現状 ソロモン諸島の主要産業である森林資源は現在原木丸太の輸出が9割を占めている。ソロモン諸島政府は木材加工を推奨し、今後原木丸太の輸出比率を下げ、最終的には原木丸太の輸出を禁止したい意向である。
解決すべき課題 ソロモン諸島では原木丸太から製材板へ加工するためのインフラや木材加工機が十分に整備されていない。一方で、ソロモン諸島の土地所有区分はその国土の95%が民有地であり、民有地への立ち入りは厳しく制限されている。
活用が想定される製品・技術・ノウハウ 小型ローダー、簡易型製材機
市場規模 四国の1.5倍ほどのソロモン諸島の国土のうち約9割が森林であることから、相当量ある。
関連する公的機関 森林研究省、地方開発省
関連するJICAの方針 ソロモン諸島では2017年9月からソロモン国における持続的森林資源管理能力強化プロジェクトを実施している。
関連するODAプログラム・プロジェクト
留意点 上記で記した私有地は部族有地であり、どの部族も急激に人口が増加している。これらのことも加味して各部族が自ら製材まで実施することが前提となる。
リスク これまで多数の製材機が地方へ提供されたが、メンテナンスが難しいく放置された経緯があることから簡易な仕組みの製材機が求められる。
備考
参考動画

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