民間企業の製品・技術の活用が期待される開発途上国の課題

(課題シートNo. 09-009-0258)

対象分野 教育
対象分野詳細 初等教育
SDGsゴール 4. 質の高い教育をみんなに
対象国 マレーシア
対象地域(州・県名)
対象国・地域の現状 マレーシアは初等教育の完全普及をほぼ達成しており、政府は基礎教育の基盤整備から高等教育の普及や、非認知能力の涵養といった政策にシフトしつつある。マレーシア教育省の政策文書であるMalaysia Education Blueprint(2013-2025)では、生徒が身に着けるべき能力として、高次の思考力、倫理・精神性、協調性などを重視している。他方、数学の学力水準を測る国際比較テストであるTIMSS(2015)では8年生の平均点が37か国中22位、読解力や問題解決能力を評価するPISA(2019)では非OECD諸国中位に留まり、成績不振層が多くを占めている。
解決すべき課題 以下に関するノウハウ・教材・システム等の不足
@非認知能力や問題解決能力の涵養
A成績不振層の算数・数学学力の向上
B教員の指導時間捻出のための校務・教務の効率化
活用が想定される製品・技術・ノウハウ @非認知能力や問題解決能力の涵養に資する学習塾、課外活動等
A算数能力の強化に資するe-learning教材、システム等
B校務・教務の効率化に繋がる統合型校務支援システム
市場規模
関連する公的機関 教育省
関連するJICAの方針 先進国入りの目標達成に向け、行政能力向上、産業人材育成を含む経済の高度化に向けた支援として、高付加価値経済推進プログラムによりマレーシアの発展が地域のモデルとなるような支援を行うこととしている。
関連するODAプログラム・プロジェクト 全人教育推進プロジェクト
留意点 教育分野の市場規模・民間の参入障壁等については未確認のため、調査が必要。
リスク
備考
参考動画

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