民間企業の製品・技術の活用が期待される開発途上国の課題

(課題シートNo. 07-736-0215)

対象分野 農業
対象分野詳細 農業機械(灌漑用ポンプ、ドローン等含む)
SDGsゴール 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
対象国 アゼルバイジャン
対象地域(州・県名) アラン地方を中心とした平野部
対象国・地域の現状 アゼルバイジャンの中心部に位置するアラン地方を中心とした平野部は降水量の少ない地帯であり、作物生産のための灌漑用水の供給が不可欠となっている。圃場に至るまで灌漑排水システムは系統的に整備されており、実施機関及び同地方事務所には浚渫作業自体の技術能力は十分保有している。しかしながら、主に灌漑施設の改修や整備、浚渫のための建機や機材が不足しているため、灌漑・排水路の堆砂による通水阻害が著しい。また一方で、乾燥地である同地方における大規模灌漑は圃場における塩害被害をもたらしている。灌漑・排水路の通水障害は、その結果、圃場における不適切な水管理が行われることにより一層、塩害被害に拍車をかけている。塩害対策には、節水灌漑や節水栽培などの技術や塩性植物の導入なども効果が見込まれる。
解決すべき課題 ・灌漑施設の改修・整備又は浚渫用の建機や機材の不足
・塩害対策技術の不足
・節水灌漑や節水栽培等の技術の不足
活用が想定される製品・技術・ノウハウ 灌漑機材、塩害対策技術、節水灌漑用機材、節水栽培技術、塩性植物(漢方薬等機能性植物)の栽培技術
市場規模
関連する公的機関 農業省、土地改良・灌漑公社(AWF)
関連するJICAの方針 社会サービスの改善
関連するODAプログラム・プロジェクト 土地改良・灌漑機材整備計画、第二次土地改良・灌漑機材整備計画
留意点
リスク
備考
参考動画

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