民間企業の製品・技術の活用が期待される開発途上国の課題

(課題シートNo. 07-754-0218)

対象分野 農業
対象分野詳細 農業機械(灌漑用ポンプ、ドローン等含む)
SDGsゴール 1. 貧困をなくそう
2. 飢餓をゼロに
対象国 タジキスタン
対象地域(州・県名) ハトロン州、ソグド州(園芸作物栽培の盛んな地域)
対象国・地域の現状 タジキスタンでは、農業はGDP寄与度が27%、人口の約65%が従事する重要な産業である。旧ソ連時代には、綿花生産が盛んだったが、独立以降、国営農場の解体や農地の細分化、営農の自由化に伴い、野菜や果物といった園芸作物の生産も伸びている。
解決すべき課題 タジキスタンでは、農業機械のほとんどがソ連時代のものもしくはソ連時代と同じ規格の大型トラクター・作業機であり、老朽化が著しく更新が必要であったり、近年、野菜の露地栽培(農業用ハウス、果樹など)に対応した小型〜中型の農業機械の需要が高まっている。

活用が想定される製品・技術・ノウハウ 活用が想定される製品・技術・ノウハウ(*) 園芸作物用の小型農機の輸出・導入、機械メンテナンス指導、現地におけるO&M体制
市場規模
関連する公的機関 農業省
関連するJICAの方針 中小企業振興/農業経営支援プログラム
関連するODAプログラム・プロジェクト 個別専門家「アグリビジネス振興」
留意点 ・ハトロン州南部のアフガニスタンとの国境付近(国境より約20km)については、治安状況を見つつ事業実施の可否を判断する必要あり。
・中央アジアの最貧国(一人当たりGNIは1,110ドル(2016年、世界銀行))であり、ODA事業を含めた農業分野の協力に繋げる可能性も検討している。
リスク
備考 (参考)「中央アジア地域キルギス・タジキスタン農業セクター情報収集・確認調査ファイナル・レポート」
http://open_jicareport.jica.go.jp/pdf/12237863.pdf
参考動画

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