民間企業の製品・技術の活用が期待される開発途上国の課題

(課題シートNo. 01-636-0023)

対象分野 エネルギー
対象分野詳細 資源・エネルギー
SDGsゴール 5. ジェンダー平等を実現しよう
7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
11. 住み続けられるまちづくりを
対象国 ルワンダ
対象地域(州・県名) 首都以外の地域
対象国・地域の現状 ルワンダ共和国の第一次変革のための国家戦略(NST1)・地方電化戦略(REF)において、2024年までの100%(オングリッド52%、オフグリッド48%)を目指している。ただし、2020年時点では、オングリッドアクセス率が43.8%、オフグリッドアクセス率が15.9%にとどまっている。尚、オフグリッド48%の目標値は、SE4ALLの定義で言い換えれば、Tier 1-3を目指している。ルワンダ政府はオフグリッドによるアクセス率向上は民間セクターとのパートナーシップにより実現する意向を持っている。2020年時点のルワンダの発電設備容量は218MW(内訳水力98MW、火力103MW、太陽光12MW)。
解決すべき課題 オフグリッドにおける電力アクセス率48%を目指しているが、2020年時点で15.9%にとどまっている。特に、送配電網をつなげるまでの経済性が見込めない農村部の人々の電化率は12%にとどまっている。
活用が想定される製品・技術・ノウハウ ソーラーパネル、チャージコントローラー、インバーター、スマートメーター、バッテリーモニター、蓄電池、ソーラーホームシステム維持管理技術、ICTを活用したプリペイドシステム、マイクロファイナンス
市場規模 ソーラーパネルセット×未接続家庭数
関連する公的機関 インフラ省(MININFRA)
エネルギー開発公社(EDCL)
関連するJICAの方針 内陸国であるルワンダの持続的な経済発展に寄与するため、経済成長の基盤構築へ向けた支援を行う。
関連するODAプログラム・プロジェクト 経済基盤整備>電力プログラム
留意点
リスク 所得が低く、送配電網をつなげるのに見合わない地域・家庭は、ソーラーシステムの初期費用・維持管理費用の支払いが難しい。
備考 何らかの助成金や譲許的な投資資金・ローンなどと組み合わせることでリスクをを抑えていく必要がある。
参考動画

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