対象分野 | 保健医療 |
対象分野詳細 | 保健医療 |
SDGsゴール | 3. すべての人に健康と福祉を |
対象国 | キルギス |
対象地域(州・県名) | 全土 |
対象国・地域の現状 | キルギスにおける死因の80%以上が非感染性疾患であり、特に循環器疾患が全体の半分を占めている。そのほか、腫瘍、消化器疾患、呼吸器疾患が多い。 |
解決すべき課題 | 国土が山がちで、農村人口が3分の2のため、特に地方部では医療機関へのアクセスが困難であることから、そのような地域への医療サービスの提供が必要となっている。 |
活用が想定される製品・技術・ノウハウ | ITを活用した安価なNCD対策、遠距離診察に資する技術・サービス |
市場規模 | キルギスの人口は650万人であるが、周辺国でも同様の技術は必要としており、市場規模は中央アジア全体で7400万人程。キルギスの保健分野の支出(保健省+強制保険基金の支出合計)239百万ドル。 |
関連する公的機関 | 保健省(及び傘下の遠隔医療センター等)、強制保険基金 |
関連するJICAの方針 | 2020年3月に改訂された国別分析ペーパーの重点分野A行政・社会サービスの向上における、開発課題として「社会サービスの向上」が規定され、今後、保健分野の案件を実施していく予定。 |
関連するODAプログラム・プロジェクト | |
留意点 |
一般国民はロシア語・キルギス語を使用しており、使用するソフトウェアの現地語化は不可欠である。また国土の殆どに携帯ネットワークがあり、大部分の都市で4G(速度としては数メガ/s程度)の使用が可能。 病院向けサービスであれば保健省や各病院が対象となるが、一般国民をエンドユーザーとするサービスの場合、国民にヘルスケアを提供するための「国家保証プログラム」を管理する強制保険基金が交渉相手となる可能性がある。 |
リスク |
・南部3州での実施は外務省及びJICAの安全管理情報に準拠することが必要。 ・カウンタパート省庁の人材、制度、予算の不足が慢性化している点、注意が必要。 ・適切なビジネス・カウンターパートの選定がビジネスの上で最重要要素である。 |
備考 | |
参考動画 |
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