民間企業の製品・技術の活用が期待される開発途上国の課題

(課題シートNo. 07-026-0143)

対象分野 農業
対象分野詳細 水産
SDGsゴール 1. 貧困をなくそう
8. 働きがいも経済成長も
14. 海の豊かさを守ろう
対象国 東ティモール
対象地域(州・県名) ディリ県周辺地域
対象国・地域の現状 東ティモールでは国家予算の8割以上を石油基金に依存しており、過度な依存体質からの脱却が課題である。そのために産業開発が重要であり、海外市場(輸出)をターゲットとした産業育成が一つの可能性である。
解決すべき課題 東ティモールは波の穏やかな海岸線が残っていることから、東ティモールの資源や自然環境を利用した輸出商品として育成を検討すべきものに「養殖エビ」がある。しかし、エビの輸出には、養殖池の運営だけでなく、収穫後のサイズ選別・パッキング・急速冷凍を行う設備と運営ノウハウ、更には海外市場へのアクセスノウハウが必要になる。これらを地元の漁民が全てを行うことは非現実的で、資本・経験・ノウハウを持つ海外の企業の参加が必要な状況である。
活用が想定される製品・技術・ノウハウ エビ養殖(稚海老の生産又は仕入れ・養殖池の設計・生産ロット管理・エサやり)及び収穫後のサイズ選別・冷凍加工等に関する技術指導、更には輸出マーケティングノウハウ。
市場規模
関連する公的機関 農業漁業省(MAF)、観光商業省(MTCI)
関連するJICAの方針 産業多様化プログラム
関連するODAプログラム・プロジェクト 産業開発アドバイザー
留意点
リスク
備考
参考動画

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