対象分野 | 環境 |
対象分野詳細 | 環境管理(環境管理システム、環境モニタリング、大気汚染、有害物質管理等) |
SDGsゴール |
11. 住み続けられるまちづくりを 13. 気候変動に具体的な対策を |
対象国 | バングラデシュ |
対象地域(州・県名) | |
対象国・地域の現状 |
バングラデシュ国は、世界3,000都市以上のPM2.5汚染が分析された結果、バングラデシュは83.3(µg/m3)であり、2018年(97.1µg/m3)より減少傾向にあるものの、依然として高い数値が報告されている。2019 World Air Quality Report, IQAir)。 同国における大気汚染の主要因は、レンガ工場、排気ガス、産業、建設現場等とされている。特にレンガ産業については、資源が乏しく入手が困難な石材の代わりに、同国では建設資材としてレンガを利用する機会が多く、経済発展に伴う建設需要の拡大に伴いレンガ需要も拡大している。特にレンガ産業が稼働する乾期(10月〜3月頃)では大気中の粉塵の濃度を示した大気汚染度指数(AQI)はインドのニューデリー、中国北京などに次ぐ汚染度を示している。大気汚染による呼吸器系疾患の増加、飛行機等の交通機関の運行への影響等も顕著となっており、今後、更なる工業化の進行に伴い、被害が拡大することが予想される。 大気汚染の規制官庁である環境森林気候変動省は、規制等の方針を示す努力をしているものの、産業の拡大の勢いに対抗する十分な対策を打ち出すことができていない。同省は2025年までに焼成レンガの全面禁止を打ち出す等の方針を示し、違法操業者の取り締まりを開始している。 |
解決すべき課題 | 上に同じ |
活用が想定される製品・技術・ノウハウ |
排ガス処理、大気モニタリング、PM2.5等の対策、他 同上の分析機器のIoT化、情報集約、分析処理の向上に資するIT技術の導入に期待。 |
市場規模 | |
関連する公的機関 | 環境森林気候変動省、住宅・公共事業省、地方自治・農村開発・協同組合省、自治体等 |
関連するJICAの方針 |
国別開発協力方針・事業展開計画参照 https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/seisaku/kuni_enjyo_kakkoku.html |
関連するODAプログラム・プロジェクト | |
留意点 | |
リスク | |
備考 | |
参考動画 |
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