民間企業の製品・技術の活用が期待される開発途上国の課題

(課題シートNo. 04-412-0089)

対象分野 水の浄化・水処理
対象分野詳細 汚水・廃水処理(下水処理、浄化槽、トイレ、公共水域の水質改善等)
SDGsゴール 3. すべての人に健康と福祉を
6. 安全な水とトイレを世界中に
7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
対象国 イラン
対象地域(州・県名) イラン全土。海域への排水があるNEKA発電所(CS)、Shahid Salimi発電所(NEKA C/C)等で排水処理設備改善にかかる調査を実施している。
対象国・地域の現状 発電所の排水処理施設において、排水基準を超過した排水が公共用水域(海)に排水されている。また、イランの水使用量のほとんどは農業、次いで飲料用である。産業用は全体の3%にすぎず、電力事業者においては、新たに水を確保することは難しい状況にある。
解決すべき課題 ・個別排水処理施設の改善
・排水の再利用、再生水処理
活用が想定される製品・技術・ノウハウ ・個別排水処理技術・施設
・再生水処理技術・施設
・発電所で利用される洗浄水や生活排水の処理を対象としており、処理技術は発電所に限らず、対象となる地域の自治体や事業所への技術普及が見込まれる。
市場規模 火力発電公社所管の発電所が42か所、民営の発電所が51か所あり、電力需要に従って数を増している。
関連する公的機関 MOE(イランエネルギー省)
火力発電公社
関連するJICAの方針 対イラン国別開発協力方針の重点目標、経済・社会基盤の強化及び持続可能な開発に資する支援となる。
関連するODAプログラム・プロジェクト ・インフラ整備プログラム
・環境汚染対策プログラム
・クリーンエネルギー全体計画策定プロジェクト(2019)
留意点 経済制裁等、国際政治動向に注視しつつ事業を進める。
リスク
備考
参考動画

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