民間企業の製品・技術の活用が期待される開発途上国の課題

(課題シートNo. 11-018-0300)

対象分野 インフラ整備・運輸交通
対象分野詳細 都市・地域開発
SDGsゴール 8. 働きがいも経済成長も
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
11. 住み続けられるまちづくりを
対象国 タイ
対象地域(州・県名) タイ国全域(特に「12 関連するODAプログラム・プロジェクト」対象地域)
対象国・地域の現状 タイは長期にわたる経済成長で一人あたりGDPが7,000ドルを超える高中所得国となり貧困削減も進んだ。都市問題や貧富の格差などの問題に対処しつつ産業高度化により2037年の高所得国入りを目指している。
解決すべき課題 大気汚染、交通渋滞、非効率エネルギーなどの都市問題、モーダルシフトやTODといった都市開発と公共交通の連結性と効率性、既存産業におけるコスト高および周辺国との競争激化による産業競争力の低下、地方都市のポテンシャル未活用と地域格差
活用が想定される製品・技術・ノウハウ モビリティ・エネルギー・環境・データ活用に関するスマート技術、EEC(東部経済回廊)地域におけるターゲット産業関連技術(*1)、地方都市における観光やモビリティ改善ノウハウ、ICT等を用いた効率的なインフラ維持管理技術
市場規模
関連する公的機関 東部経済回廊事務局(EEC Office)、
運輸省(MOT)、エネルギー省(MOE)、デジタル経済社会省(MDES)、天然資源環境省(MNRE)、国家経済社会開発庁(NESDC)、地方自治体
関連するJICAの方針 「持続的な経済の発展と成熟する社会への対応」を重点分野とし、都市機能の向上、質の高いインフラ整備を含めた持続可能な社会・経済の発展の基盤となる支援を行う。
関連するODAプログラム・プロジェクト ・産業人材育成プロジェクト(円借款)
・バンスー駅周辺整備推進に向けたスマートシティ構想調査
・Thailand4.0を実現するスマート交通戦略(SATREPS)
・タイ未来型都市持続性推進プロジェクト(*2)
・トンネルプロジェクト監理能力向上プロジェクト
留意点
リスク
備考 (*1)バイオ化学、デジタル、医療ハブ、自動化・ロボット、航空、エレクトロニクス、観光、次世代自動車、食品、農業、教育、軍事(←軍事は対象外とします)。
(*2)対象都市はラノーン、チュンポン、コンケン、チェンライ、ナン、ピサヌローク、クラビ、パナニコム
参考動画 [VR360度]タイの都市機能の向上におけるインフラ整備の可能性(4分46秒)

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