民間企業の製品・技術の活用が期待される開発途上国の課題

(課題シートNo. 07-057-0155)

対象分野 農業
対象分野詳細 水産
SDGsゴール 8. 働きがいも経済成長も
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
14. 海の豊かさを守ろう
対象国 モルディブ
対象地域(州・県名) 全国
対象国・地域の現状 約1190の島嶼群から構成されるモルディブ共和国は豊かな水産資源を有しており、主要な漁獲対象であるカツオ・マグロ類は国内消費のみならず輸出による外貨獲得手段となっている。JICAは開発調査型技術協力「持続的漁業のための水産セクターマスタープラン策定プロジェクト」を通し、同国の持続可能な漁業推進のための計画策定を支援した。同協力の結果、モルディブ政府は2019年に「Sustainable Fisheries Development Plan of the Important Sub-sectors in the Maldives 2019‐2029」を発表し、各サブセクターの中期的なアクションプランを盛り込むとともに、その多くをStrategic Action Plan 2019-2023に取り込んでいる。今後は同計画に基づく民間企業活動の活性化が課題となっている。
解決すべき課題 モルディブ国政府が強力に推進する地方分権化政策のもと、地方の住民島の主要産業である漁業の潜在力の発揮・活用を梃として、若年層等の雇用の創出につなげる。
活用が想定される製品・技術・ノウハウ 漁業資源の付加価値を高める技術・ノウハウ
マグロの収穫後処理(身焼け防止)関連技術、船内設置用小型製氷機(フレーク・スラリー)、船内設置用小型海水淡水化装置
水産加工品(ロイン、缶詰、燻製、鰹節等)製造関連機器及び品質保持関連技術
水産物加工残渣処理関連技術
市場規模 モルディブ国内及び輸出市場(欧州、東南アジア、日本)
関連する公的機関 漁業・海洋資源・農業省(Ministry of Fisheries, Marine Resources and Agriculture)
関連するJICAの方針 国別援助方針(現「国別開発協力方針」)において、水産業は重点分野「地場産業の育成」に位置づけられる。
関連するODAプログラム・プロジェクト ・持続的漁業のための水産セクターマスタープラン策定プロジェクト
https://libopac.jica.go.jp/images/report/P1000034134.html
https://libopac.jica.go.jp/images/report/P1000034135.html
留意点
リスク
備考
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